B・B(14)

プロ第四戦に出場した仁は、やさしさという精神的な弱点を暴露する。
試合後、ロクは「ヤツを鬼にする」という言葉を残し姿を消す。
一ヵ月後、再び現れたロクは、仁に対し自分が真の父親で告げるとともに、最後のスパークリングを挑む。
自らの手首を切り裂き、命をかけたスパークリングに挑んだ大。
鬼と化した父と子の死闘の末、大は重体におちいり病院で亡くなってしまう。
父の死を知り、どん底に落ちた仁は、かつての修行場・巌林寺のお堂にたった一人身を潜めていた。
仁は弱点を克服し、日本ライト級のタイトルを奪取する。
一方、りょうはマジシャンの薦めで傭兵学校に入隊する。
真の市民権を手にするため、史上最強の傭兵部隊「眠れる羊たち」の一員になる。
そして、はじめての作戦地・モンダナで……!?激しい戦闘のなか、生き抜くためにやむなく自らを殺人機械と化していくりょう。
そして、「眠れる羊たち」は次の作戦地・フィリピンに上陸した。
しかし、そこはかつての友人・ワカの暗躍の地だった。
敵として再会した二人は……!?生き抜くためとはいえ、自らを殺人機械と化したりょうの精神は傷つきはじめ、パリまで訪ねてきた最愛の人・小雪と我が子にも会わず新たな戦場へ向かう。
そして、戦場の友・バイブルの悲惨な死を目の前にして、大きな衝撃がりょうの心をゆるがす。
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