エンジェル・ハート(13)を知っ得!

エンジェル・ハート(13)

白蘭は新しい人生を歩み始めた。
一方、最近人生に疲れた冴子の前に不思議な女の子が現われる。
その少女は冴子に小さな幸せをもたらしてくれたが…!?冴子の前に現われた不思議な少女、ミキ。
ミキは関わる人全てに幸せをもたらす。
だが彼女自身の幸せは…。
香瑩達はミキの家を突き止め保護しようと…。
主人公・種田幹夫は、牛丼屋のバイトで日々の生活を送る25歳。
病気の母親のために職を探そうとするが、逆に覇気のなさを叱責され、自分の夢のなさに苛立っていた。
その前に現れた高校時代の同窓生・梅沢。
スーツに身を包み「市議会選挙に出る!」と幹夫を蔑む。
怒り心頭の幹夫は勢いあまって同時出馬宣言してしまうが、あまりの無鉄砲な言葉に落胆。
しかしその場に居合わせた老人は「市議会議員になれる確率は5分の4」「オマエが本気なら夢じゃない!」と言い放つ。
果たしてその真偽は…!?政治活動を行うための政治団体の立ち上げも完了し、なんとか準備は整った。
活動を示すキャッチフレーズは「笑顔で市政に風穴を!」。
ミキオスマイルで行動開始だ! しかし選挙戦は大混乱の様相。
梅沢だけでなく、5期連続トップ当選の金森、ホストくずれの沢尻、色気の観音と、色とりどりのライバル候補が乱立状態! そんな中、ひとり駅前でチラシ配りを続けるミキオは、選挙への手応えと、自分の気持ちの変化を確実に感じ取っていた。
果たしてその思いは羽城市民たちに届くのか!?ひきこもりニートのペン太郎も、ミキオの本気に動き出した! ミキオを取り巻く人々の輪は、少しずつ広がっていく…かのように見えたが!? 私利私欲、わがまま放題の有権者、自分勝手な嘆願の数々に、ミキオはその支持をふり払う決意をする!! 選挙戦はいよいよ本番! そして告示日!! わずかばかり人数のの陣営になってしまった「タネダミキオと羽城を面白くする会」は現職・新人候補者渦巻くこの戦いを勝ち抜けるのか!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60019940