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海中彩色劇場の意味について海中彩色劇場
かれは冬でもウエットスーツだけでボンベ2本を背負って長時間潜るという。
身を切る寒さに耐えながら潜り続けるというのも一つのこだわりとみることができるが、その執念と定点撮影を続ける姿勢は表裏の関係にあるのだろう。
かれの考え方の一端がそこにうかがえるのである。
―解説より抜粋/写真収録99点野鳥の撮影を始めて数年後に、百年ぶりに飛来したナベコウ(コウノトリの一種)や幻の鳥といわれるアカハシハジロ(富山・石川などに観測例)を撮影して話題になったこともあった。
かれの功績は、身近なところにも目を凝らせば多様な野鳥が生息しているのだという事実を、われわれに示してくれたところにある。
―解説より抜粋/写真収録88点かれの作風は重厚なドキュメンタリーの手法によっているが、それが近代日本文学の陰影を表現するのに適しているのはだれにも理解できるだろう。
あるいは日本の湿潤な風土と私小説的な文学風土が渾然と溶け合っていることに気づく人もいるにちがいない。
文学と地霊と写真が一つに結実した作品群として見ることができる。
―解説より抜粋/写真収録88点一つ感心させられるのは、撮影時の新鮮さがまったく失われていないことだ。
写真は必ずしも真を写さないというかれの、被写体に触発された表現の成せる業であろう。
念頭にあったのは、日本の風景としての「ふるさと」というキーワードのみであるが、結果として、過ぎ去った時代のなつかしさの貴重な記録になっている。
―解説より抜粋/写真収録99点宮崎に在住しているかれは、社会派の写真家として中央でも知られている人だが、その印象が強かっただけに「柿のある風景」は意外な気がしたのである。
しかしその経歴を初めから追っていくと、ごく自然にこのテーマにたどりつく。
土呂久も水俣も問題の本質は環境問題である。
人為的に人の命と尊厳を侵すのは犯罪である。
「リトルヘブン」への旅は、人の暮らしのあるべき姿を見極める旅でもあったろう。
柿のある風景もその延長にある。
―解説より抜粋/写真収録81点続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60007118